スキコト*ライフ

日々のライフスタイルについて思ったことを記録する覚書

過去でも未来でもない。今を意識して生きること。

20代の頃の自分は過去に生きていました。
10代に経験したことから未来に希望がもてず、20代はそれを引きずるような形で生きてました。
過去ばかりを気にして、過去ばかりにとらわれ、自分は不幸だと、自分は可哀想な人間なんだと生きていました。当然、未来の自分は想像すらできず、どう生きていけばわからないけれど、命はあるし生きている。そんなことを思いながら生きていました。
 
30代の頃の自分は未来に生きていました。
過去に生きても何も変わらない。誰も同情なんかしない。ただ不幸な私を演じて人生が終わるのか?
自問自答を繰り返しながら、親から離れ東京でひとりで暮らしました。とりあえず、未来を考えてみよう。自分は何がしたいのか?どう生きていきたいのか?ようやく考えることができるようになりました。もちろん、すぐできるようになったわけではないけれど、少しずつ未来を想像すると、思ったように形となり生きることができることがわかりました。来年は、3年後は、5年後は…と未来の自分を想像し、それを形にしながら生きていました。
 

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40代は今に生きることにします。
今、ここが大切なんだと。来年は、3年後は、5年後は…こうなりたい、こうしたいと思っていても生きている保証はないことに気づきました。年齢や環境により、いつか必ず人は終わりを迎えることを意識するようになったからです。今ここでしたいことを躊躇わずに、後悔せずに行動しよう。
私は今まで「今日」という日を意識して生きたことがありません。常に過去を未来を思いながら生きていました。今という存在をないがしろにしていました。「今日」またこの「瞬間」を意識するのは最初は難しいかもしれない。
これからは眠りにつくとき
「今日という日がよかった。」
「今日という日に感謝したい。」
「たとえこのまま眠りについて二度と目が覚めなくてもいい。」と、そう思える今を生きていこう。
 
未来はいま、ここからつくる。

春日深青(Kasuga mio)